私が散弾銃を手にしようと思ったのが、去年の3月。
以前から知り合いの方が既に猟をしていまして、何度も誘われていましたが、そのうちにとなんとなーく思ってるだけでした。
たまたま神戸市が助成金を出すので、銃を所持しそのうち有害駆除に参加してくださいというのを見つけ、折角だから取ってみるかと甘い気持ちで動き出しました。
とは言うものの、どうしていいか全くわからず、とりあえず助成金の説明会に参加しました。
助成金の話は後日まとめておきますが、とにかく銃の所持許可を取らないと話にならないって事ですぐに所轄の警察署へ。
ここで簡単にどういう流れで銃を持てるかと言いますと、
こんな感じです。
地域によってバラバラですが、都会はおおむね時間がかかる傾向にあるみたいです。(私の場合は9か月掛かりました)
スタートはここからです。
まずは住所地の警察(生活安全課)へ行きどうしたらいいのか聞いた方が良いでしょう。噂では何度か通わないと初心者講習の申請もさせてくれないとかありますが、そんな事はないと思います。逆に行ってた方がいいです。担当が転勤になるまでその人にお世話になりますし、知らないより知っている方がスムーズに事が運びます。
で、月が替わって1日に次の講習会の日程が公表されます。
1回に付き30~50人程度で、すぐに埋まってしまいますので、1日になったら朝一すぐに所轄の生活安全課に電話をして予約をして下さい。そして、申請書類等を持参し、その日のうちに手続きをして下さい。必要なものは、認印・写真(免許書用と同じサイズ)・収入証紙6400円分。
私の場合は5/1に申し込み、7/8に受講でした。
受講までは貰ったテキストをよく読んで暗記、そして問題集を購入して過去問題を徹底的にやりました。(受講の1週間位ですが・・・。)
②初心者講習を受講
当日は午前中が講義、午後からテストで当日合否がわかります。
その日のうちに合格証書を頂けます。
私が受けた時は30人中2人が不合格。
③教習射撃申請
初心者講習に合格したら教習射撃申請です。
申請書・写真2枚・手数料8,900円を添えて警察署へ。
ここが一番の難関。
ココを通れば取れたも同然。
私の場合は7/8に申請して10/14に許可が下りました。長いです。
④身辺調査が入るので回り近所に聞き込みされます。ここでだめと言われれば通りません。
⑤教習射撃を受ける
認定書を警察に取りに行く際、「猟銃用火薬譲受許可証」の申請をして下さい。
教習射撃を受ける時に実包を使用するため、申請しないと弾を買えません。(申請費用は2,400円)
次にする事は教習射撃の予約を入れます。認定書は3ヶ月以内なので早く教習を受けないと③からやり直しになります。
大体射撃場に電話をすれば教えてくれます。
場所によっては土日に出来る所もありますので探してください。
費用も射撃場でまちまちですが、35,000円~40,000円の間です。
教習当日は教習射撃認定書・猟銃用火薬譲渡許可証・お金を忘れずに。
これも射撃場によってまちまちですが、スキートかトラップで教習を受けます。
50発は練習、25発は試験になります。
皿を割るより銃口管理や操作が重要ですので、落ち着いて操作しましょう。
合格すれば「教習修了証明書」が発行されます。(1年間有効)
⑥所持許可申請をする
合格すればお次は銃の所持許可申請。
銃砲店(もしくは知り合いから譲渡)で欲しい銃の譲渡承諾書を貰い、警察署へ。
申請書、写真2枚、手数料10,500円。
事前に持ちたい銃を教習前に決めておけばスムーズに行きます。
ここでは再び聞き込みや保管場所の確認があります。
なので、ガンロッカーと装弾ロッカーを購入して取り付けて置かないといけません。
ガンロッカーと装弾ロッカーは別の部屋の押し入れとかにしないといけません。(同じ部屋の別々のクローゼットはダメでした)
ロッカーの規格がありますので、銃砲店で買うのがベターかと。
⑦所持許可が下りて晴れて購入・所持
銃砲所持許可証が出ると、銃砲店に行き(3ヶ月以内)銃を貰い、貰った日から14日以内に警察署へ確認をしてもらいます。確認が終わると所持許可証に判子を押してもらい終了。勿論一緒に火薬類等譲受申請しないと射撃場で練習できませんので、一緒にしておいた方がいいです。
私の場合は2/6日に完了でした。
ざっと書きましたが、本当に長いです。
そして何回も警察署に行ったり書類を出したりとめんどくさい。しかも平日の日中。
でも持てた時の達成感は良い物です。
さて、次回は狩猟免許について書いてみたいと思います。