シティボーイハンターの日記

都会に住んでいながら狩猟に手を出したおっさんのブログです。それ以外にもサバゲーや普段の生活等も発信しています。

立てこもり事件を考える

まずはお亡くなりになった方にご冥福を申し上げます。

怪我をされた方のご回復をお祈りします。

 

何とも嫌なニュースです。

埼玉県で医師ともめた男が猟銃で撃ち殺す事件が起きました。

普通では考えにくい事件ですが、猟銃所持者の一人として今一度襟を正したいと思います。

 

 

事件について

news.yahoo.co.jp

現在報道されている内容からすると、

男が医師に逆恨みをして呼び出し、激高して散弾銃を撃って殺した様です。

事件の真相はこれから解明されていくのでしょうが、何とも身勝手な犯行です。

 

もっと早く人質を救出出来なかったのか?

news.yahoo.co.jp

コメント欄等を見ていると、「もっと早く救出出来なかったのか」とか「突入して撃ってしまえ」とか警察に批判的なコメントが結構ありましたが、果たしてそうなのでしょうか?

私も一般人なので、実際の行動マニュアルなどは知らないので、個人的な意見になるんですが、11時間も掛ったのは仕方がないかなと思ってます。

しかも状況がわからない状態で突入したのは、今までになかったんじゃないでしょうか。

人質の状況を把握し、犯人を落ち着かせ、投降させるのがベストな状況でしょうが、まぁそんな事になるのは少ないでしょう。

犯人と交渉する際に情報を聞き出し、いつでも突入出来るようシュミレーションをし、犯人・人質・警官全員が怪我無く解決するのが最善なので、突入に時間がかかるという話を聞いたことがあります。アメリカでも基本的には時間をかけて交渉するそうです。

まぁ映画みたいに上手く行けばいいんですけどねぇ。

 

国民性の問題?

ほとんどの日本国民は銃を持つことが許されず、映画やテレビの出来事と思ってます。

そりゃそうですよね。身近にそういう人がいなかったら銃なんか一生見ないものですし、なくても生活出来ます。

”銃”に対してアレルギーがあり、警察官が銃を使用するだけでマスコミにたたかれています。使用しない様にするのが望ましいですが、昨今の凶悪事件を見ていると、そうは言ってられない気がします。市民と警察官の安全を考えると、拳銃使用も寛容になって欲しいと私は思います。

 

どれだけ持ってるの?

さて、猟銃を持っている人のイメージってどうなんでしょう。

私の中で、田舎の百姓爺さんが持ってる位のイメージだと思ってました。(正直)

でも実際は、私みたいにサラリーマンでも持ってます。(しかもマンション住まい)

猟友会の人たちを見ても、百姓の人は少ないです。(地域性もあるとは思います)

ここで資料。

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令和2年度警察白書統計資料

警察庁が出している資料ですが、令和元年度で猟銃に限って言うと約16万丁も合法で許可されています。
持ってる人は何丁ももっているので、イコール人数ではないですが、こんだけの数があります。(刀剣類の「漁業、と殺用」ってなんだ?)

大日本猟友会資料で、令和元年度の第一種銃猟構成員数は6万4千人弱なので、単純計算で約2.5丁/人になりますね。こうしてみると意外と少なかった。(上記の資料で射撃用の銃はどこに含まれてるのかが不明)

 

持つのに厳しくするのは当たり前

猟銃所持にもっと厳しく規制した方が!!という事になるでしょうが、正直既に厳しいです。

www.fuka-hunter.com

何度も警察署に行って書類を書き、筆記試験や実技テストを受け、身辺調査をした上で初めて許可されます。

今回の事件で所持していた男は66歳。

いつから所持しているかは報道されていないので分かりませんが、所持した時期が昔なら緩かったかもしれません。

ただ、3年毎の更新でも身辺調査があるので、近所の聞き込みで問題が無い人と判断されたのが気になります。(近所で評判が悪かったらすぐアウトなので、もしかしたら近所付き合いは良かったのか?)

 

じゃぁ何で持つの?

クレー射撃ライフル射撃などの標的射撃、もしくは狩猟をしたいから。

標的射撃はオリンピック種目でもありますし、頑張ったら競技人口も比較的少ないので、金メダルを目指す事も可能です。

狩猟は鳥や鹿・猪などの動物を獲って食べるという古代から人間が行っている行為です。

私の場合は、猪や鹿を獲って食べたいという単純な理由です。わざわざ獲らなくても、スーパー行ったら売ってるじゃんって思いますが、鹿・猪を獲る事によって田畑を荒らす被害を減らしたり、山崩れの原因になる剥皮被害を減らす事が出来ます。

罠猟とかでも出来ますが、鉄砲を撃つ事によって、里山に降りて来ず、お互い共存出来る道もあるかもしれません。

でもまぁ単純にうまい肉を食いたいんですよ。

 

まとめ

正直、このような事件が起きる事は防ぎようがないと思います。

私が同じ様に事件を起こさないのかと言えば、絶対とは言えないと思います。

でも人間なので100%はありえないです。ただ、限りなく100%に近づける様努力していきたい。

美味しいお肉を食べて、微力ながら害獣被害を減らしていきたいです。

 

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